数学と聞くと寒けがする人へ『3びきのこぶた』『赤いぼうし』
2008/05/06 Tue
数学と聞くと寒けがする人=わたし。米国ドラマ NUMB3RS で使用されている数学を解説した本『数学で犯罪を解決する』に載っていた、訳者おすすめ本の中の2冊。(関連記事は NUMB3RSで数学が面白くなった 『数学で犯罪を解決する』 )
もちろん、ただの絵本ではありません。「美しい数学」というシリーズで、高校レベルの数学を、森毅氏が、これ以上ないくらいシンプルにわかりやすく、かみくだいておはなししてくれている絵本なのです。絵は安藤光雄氏で、こどもの頃、『ふしぎな絵』という絵本で親しんでいたその方です(『ふしぎな絵』は何度読んでもふしぎすぎて、いつも頭の中がこんがらがっちゃいました)。
『3びきのこぶた』を読んでいたら、母が「なんでいまさら、3びきのこぶたなんて!?」とあぜんとしていましたが(笑)、アノ3びきのこぶたじゃないですよ。これは、順列と組み合わせの絵本です。3びきのこぶたを食べたい!と思ったおおかみが、こぶたが5軒の家のどこに住んでいるかを割り出して、間違いなく襲っちゃおう!というあぶないお話です。5軒ぽっち、全部入ってみれば?などといういじわるな考えはおいておいて(それは私だ)、おおかみのソクラテス、その奥さんのクサンチッペ、かえるのピタゴラスが知恵を絞ります。
なんといっても、絵がかわいいところが絵本の醍醐味。こぶたがどの家に住んでいるか、組み合わせを考えてみるときに出てくる、ちいさなおうちと小さなこぶたが、しまいには米粒みたいに小さくなっちゃうんですけど、それがまたかわいい!そんなかわいい3びきのこぶたの運命やいかに!?
それにしても、そこはやっぱり数学。話が進むにつれて、1回読んだだけでは「???」なところがでてきます。そこはゆっくり、前に戻って、絵の中をじっくりみたり、文を読み直して理解してから先に進みます。ゆっくりゆっくりいこうよ、というおおかみソクラテスの言葉がうれしかったりします。最後には、「重複組み合わせ」というのが出てくるのですが、これは、高校で勉強した記憶がありません(そもそも数学についてはかなりの部分、記憶にないんですけど)。
巻末には、解説がついており、そこで記号を使った式が出てきます。数式にされると、やっぱりこんがらがってしまうのですが、本にもあるとおり、これで試験を受けるわけではないので、じっくり考えて分かるようになればいいや、という感じです。
こちらの『赤いぼうし』は、数学の考えかたの大元になる、「もし・・・だったら」という考えかたをやさしく教えてくれる絵本です。この「もし・・・だったら」という考えかた、私はかなり苦手です。
赤いぼうしと白いぼうしをもって現れるぼうしやさんは、太郎くんと花子さんとかげぼうしさん(絵本を読んでいるあなた)が目をつぶっている間に、赤いぼうしか白いぼうしをかぶせます。さて、かげぼうしさんがかぶっているのは、赤いぼうしと白いぼうしのどちらでしょう?
この問いが、条件をかえて何度もなされます。条件は、だんだんと難しくなり、かげぼうしさん(自分)以外の人(太郎くんと花子さん)がかぶっているぼうしの色を見て判断するだけではなく、太郎くんと花子さんの「答え」にも注意して判断しなくてはなりません。じっくり考えると、なるほど!とわかるのですが、なかなかてごわいです。
この2冊、ちしき絵本としてこども向けの本のコーナーにあったのですが、これを読めるこどもってすごい
もちろん、ただの絵本ではありません。「美しい数学」というシリーズで、高校レベルの数学を、森毅氏が、これ以上ないくらいシンプルにわかりやすく、かみくだいておはなししてくれている絵本なのです。絵は安藤光雄氏で、こどもの頃、『ふしぎな絵』という絵本で親しんでいたその方です(『ふしぎな絵』は何度読んでもふしぎすぎて、いつも頭の中がこんがらがっちゃいました)。
『3びきのこぶた』を読んでいたら、母が「なんでいまさら、3びきのこぶたなんて!?」とあぜんとしていましたが(笑)、アノ3びきのこぶたじゃないですよ。これは、順列と組み合わせの絵本です。3びきのこぶたを食べたい!と思ったおおかみが、こぶたが5軒の家のどこに住んでいるかを割り出して、間違いなく襲っちゃおう!というあぶないお話です。5軒ぽっち、全部入ってみれば?などといういじわるな考えはおいておいて(それは私だ)、おおかみのソクラテス、その奥さんのクサンチッペ、かえるのピタゴラスが知恵を絞ります。
なんといっても、絵がかわいいところが絵本の醍醐味。こぶたがどの家に住んでいるか、組み合わせを考えてみるときに出てくる、ちいさなおうちと小さなこぶたが、しまいには米粒みたいに小さくなっちゃうんですけど、それがまたかわいい!そんなかわいい3びきのこぶたの運命やいかに!?
それにしても、そこはやっぱり数学。話が進むにつれて、1回読んだだけでは「???」なところがでてきます。そこはゆっくり、前に戻って、絵の中をじっくりみたり、文を読み直して理解してから先に進みます。ゆっくりゆっくりいこうよ、というおおかみソクラテスの言葉がうれしかったりします。最後には、「重複組み合わせ」というのが出てくるのですが、これは、高校で勉強した記憶がありません(そもそも数学についてはかなりの部分、記憶にないんですけど)。
巻末には、解説がついており、そこで記号を使った式が出てきます。数式にされると、やっぱりこんがらがってしまうのですが、本にもあるとおり、これで試験を受けるわけではないので、じっくり考えて分かるようになればいいや、という感じです。
こちらの『赤いぼうし』は、数学の考えかたの大元になる、「もし・・・だったら」という考えかたをやさしく教えてくれる絵本です。この「もし・・・だったら」という考えかた、私はかなり苦手です。
赤いぼうしと白いぼうしをもって現れるぼうしやさんは、太郎くんと花子さんとかげぼうしさん(絵本を読んでいるあなた)が目をつぶっている間に、赤いぼうしか白いぼうしをかぶせます。さて、かげぼうしさんがかぶっているのは、赤いぼうしと白いぼうしのどちらでしょう?
この問いが、条件をかえて何度もなされます。条件は、だんだんと難しくなり、かげぼうしさん(自分)以外の人(太郎くんと花子さん)がかぶっているぼうしの色を見て判断するだけではなく、太郎くんと花子さんの「答え」にも注意して判断しなくてはなりません。じっくり考えると、なるほど!とわかるのですが、なかなかてごわいです。
この2冊、ちしき絵本としてこども向けの本のコーナーにあったのですが、これを読めるこどもってすごい
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この記事へのコメント
お久しぶりです。お元気でいらっしゃいますか?
安野さんの本を紹介してくださってありがとうございます。「はじめてであうすうがくの本」は3冊とも持っていますが、このシリーズも面白そうですね。安野さんの絵は大好きです。さっそく(1)から順に購入していきま〜す!
安野さんの本を紹介してくださってありがとうございます。「はじめてであうすうがくの本」は3冊とも持っていますが、このシリーズも面白そうですね。安野さんの絵は大好きです。さっそく(1)から順に購入していきま〜す!

Leonie | URL | 2008/05/17 (土) 08:46
>Leonieさん
こんにちは!!
「はじめてであうすうがくの本」もおもしろそうです!数学嫌いが少しでも直れば(笑)
こんにちは!!
「はじめてであうすうがくの本」もおもしろそうです!数学嫌いが少しでも直れば(笑)
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